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2004.11.22

ローマ字について(続き)

toshi[Orbium -そらのたま-から]さんからトラックバックをいただいたので、そちらのサイトを見てみました。

訓令式が国際標準規格となっているとは知りませんでした。まあ確かに、仕組みが「理論的」と言えばこっちなんでしょうね。しかしこれが国際規格ということは、例えば海外の人が日本語をアルファベットで表記したいときにはこのルールを使え、ということなのかな? あまりそういうシチュエーションがあるとは思えませんが。
(なんか、日本固有のもの(例えば和服とか足袋とか)の作り方を国際規格にしちゃったような違和感がある・・・)

わたしはどちらかというとヘボン式の擁護派ですが、訓令式の擁護をされている方もいらっしゃいます(「ヘボン式か訓令式か」)。読ませていただいたのですが、まあ確かにヘボン式は英語寄りなところがありますね。

しかし、それでは全アルファベット語圏の人がみんなして同じ発音のできる子音表記があるかというと、その点についてはヘボン式も訓令式もどんぐりの背比べなのでは。母音についても、英語以外はaiueoは日本に近いと言っておられますが、例えばフランス語ではe=ウ、i=アに近い発音になることも多いですから、決して英語以外なら大丈夫と言い切れないと思います。

結局問題は、ローマ字で書かれた日本語を海外の人が「何語」と思って読んでいるかということではないでしょうか。基本的には、英語に混じって書かれていれば英語、ドイツ語に混じって書かれていればドイツ語と思って読むのでしょうが、多分英語の中で書かれることが圧倒的に多いであろう現状では、英語圏で正しく発音してもらえる確率の高い方法での表記が普及するのも致し方ないのではないでしょうか。


ところで、toshiさんが問題提起してらした「あっ」の書き方。「あっ」に限らず「ガッ」とか「ドキッ」とかの表記の多い漫画なんかの翻訳ではどーしてんだろ?・・・とふと思いましたが、こんな表記はぜんぶAh!とかGooo!とかに訳されちゃってるんでしょうね。多分。
縦書き文化の日本の漫画が、どうやって欧米で訳されて出版されてるのか、実はすごい興味があります。Amazon.comとかで米国から翻訳コミックス買ってみようかしらん。

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